CORPORAS HARIMA-1-
リノベーションを通してエシカルな暮らしを実現する、あたらしいアパートのかたち
山陽電車・播磨町駅から歩くこと10分。のんびりとした雰囲気漂う街並みにイエローの外装が印象的な建物が見えてきます。築46年の古い物件ながら、古き良き時代のおもかげが残るアパート「コーポラスはりま西I棟」です。
この度、お部屋の一室を『DEN PLUS EGG』がリノベーションすることになり、アパートのオーナーである藤田ご夫妻のコミュニティづくりについて知ることになりました。お二人は、10年ほど前からリノベーションによるアパートの再生に取り組んでいます。古い建物のよさを残しつつ、住む方の意向にあわせたお部屋づくりをされたり、アパートの一角にレンタルスペースや図書スペースを設け、住民だけでなく地域のさまざまな世代が集い交流できる場所にしました。また敷地内に畑をつくって住人の皆さんに開放するなど、人と人とのコミュニケーションを大事にした住まいづくりを進めています。
104号室 Cafe & Library
大人から子ども向けまで多種多様な本が並ぶ図書スペースと、レンタル可能なカフェスペース。厨房もあるので、ワンデイカフェとして借りることも。オープンデッキやピザ窯もあるので、使い方次第でいろいろなイベントができます。
毎月「あきあきまるしぇ」が開催され、ワークショップや手づくり雑貨の販売など行われています。
501号室 hoccorito
広々としたレンタルスペース。本格的なキッチンを兼ね備えているので、料理教室やお食事会などに利用できます。そのほかカルチャー教室やワンデイショップといった用途も可能です。
アパートの中にオープンスペースをつくることにより、人や地域をつなぐ新たな場所が生み出されています。こういったあたらしいアパートのかたちは今後普及していくといいですよね。「コーポラスはりま西I棟」のストーリーはまだまだ続きます。